古代中国、千年を生きる狐・廣天は、人間の姿で旅をしていた。
廣天は人々やあやかしたちと出会い、その心に触れる。
ユーモア溢れる古代中国ファンタジーとして話題となっている本作。
ついに、最新刊の3巻が発売されましたねー!
というあなたのために、「千年狐」3巻のネタバレ情報と感想をまとめました。
さらっと読めますので是非チェックしてみてくださいね!
千年狐 3巻の内容
まずは目次をチェックしておきましょう。
第十五話 狐、宋無忌に会う事
第十六話 狐、不思議な医者に会う事
第十七話 宋大善、狐に会う事
第十八話 顔超、生死を司る神に会う事
第十九話 狐、宋定伯に問う事
さて。
では、いよいよ3巻のネタバレです。
千年狐 3巻のネタバレ
千年を生きる狐の廣天はとぼけた性格ののんびり屋ですが、人間の姿を取る時には美麗にして博識、そしてちょっと皮肉屋。
様々な妖や人間と出会いながら自分の出生を知り、育ての親の一人でもある元・神木の炭片と旅をすることになります。
ですが、自分の出生の悲惨さや謎については割とどうでもよい感じで、暗殺をもくろむテロリストや裕福な商家を引っかき回しながら、無自覚に各地の異変と関わる日々。
千年前に命を落とした母親をめぐり、国を揺るがす陰謀や冥界の企みが動いていく中で、主人公だけは第一話から全く変わらないスタンスを貫く、古代中国ファンタジーです。
千年狐 3巻の感想
主人公の廣天の、狐の姿の時の可愛さと人間の姿の時の謎めいた美形ぶりのギャップがとても楽しいです。
人間、妖怪の種別を問わず、他の登場人物達のギャップも凄まじく、古代中国らしく殺伐とした生き方の中に、どんでん返しのギャグオチが必ず待っています。
うっかり見逃しそうなセリフやツッコミの中に思わぬ心理が隠れていたり、よくよく見れば小さすぎるコマ内のモブがやたらしっかり描かれていたりと、今時珍しく丁寧に描かれた漫画だと思います。
何より、小動物や子供のかわいらしさが絶品。
唯一の弱点は、全員が中国名なので時々読み方が解らなくなってしまう所でしょうか。
まとめ
今回は「千年狐」の3巻の内容のネタバレと感想を紹介しました。
ギャグオチを続けながらも、しっかりストーリーは進んでいるので、「次は?」と素直に思えてしまいます。
意外に知らない人も多いのですが、カバーをはがした裏面にもしっかりマンガが描いてあり、そちらも楽しみの一つです。
それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました。