ZERO-SUMコミックスで連載中の「花燭の白」。
今回は花燭の白の6話を読んだので、ネタバレや感想を紹介します！
という場合はぜひチェックしてみてください。
「花燭の白」6話のネタバレを含みますのでご注意ください！
ちなみに、「花燭の白」はU-NEXTで無料で読めます！
では、いよいよ6話のネタバレです。
花燭の白6話のネタバレ
白梅(しらうめ)は、生まれながらに「忌み子」と言われ疎まれて育ちました。
それは、「生まれながらに痣のある子は、火付け大罪人の生まれ変わりだ。」との言い伝えで迷信深い平和な山村では恰好の「暇つぶし」の材料でした。
そんな白梅ですが、その扱いにめげるような繊細な性格でもなく、父から
「我が家は、世が世なら大殿様の一の家来。
農民に舐められてはならぬ。
学べ、鍛え、借りを作るな。
１人で全て賢くこなせるようになれ。
どうせ、お前は嫁ぐ先などないのだから。」
そう言われ育ちました。
家族は、父と弟の錫祢(すずね)。
父は体調を崩し、弟は目が見えません。
白梅は、十郎太(じゅうろうた)の所へ奉公に行き、家族を養っていました。
十郎太は、地主一族の次男でありながら、妾の子として家の中で疎まれており、帝都で学生をしていましたが、白梅に優しく、帝都から帰郷する度に白梅の父へ高価な薬を買って来るなど目をかけていました。
白梅は、十郎太の兄 一世(いっせい)と出会ってしまい、事ある事に、暴力を受けるようになります。
ある日、帝都から十郎太が帰郷し、白梅が一世に暴力の受けていた事を知り、一世を暴行します。
そして十郎太は、
「こんな不吉な子供を自分以外、相手にしないと思ったのに!!」と狂気を見せます。
十郎太は、白梅を独占したいが為、蔵に監禁し、世話をします。
そこへ兄の一世が、２人の元へ来て十郎太に
「外へ出てみろ。」と言います。
十郎太が出てみると外は死体の山でした。
皆ミイラにされており、その犯人は鬼になった一世がやった物でした。
鬼化した兄を殺す大義名分を得た十郎太でしたが、返り討ちにあい、とどめをさされる瞬間、白梅がかばい、死にかけます。
その時、何処からともなく僧服を着た男が現れ、白梅に
「憐れよな。
この上、その男の為に死ぬのか。
つくづく不憫な娘よ。
いっそそのまま逝く方がお前には救いだろう」と。
「死にたくないよ。
助けて…。」と言う白梅に対し、
「生きていても辛いばかりだろうに。
それでも命を望むのか。」と言い、何かの実を口の中に与えます。
その実を含んだ白梅は、傷から花が咲き生還します。
男は、その様子を見て、僧服のフードを外します。
現れたのは鬼で、一世を一撃で倒し、白梅に
「鬼は全て屠らねばならぬ。
それが、私の宿業。
そしてそれはこれからお前の宿業ともなる。
覚えろ。私だけの花 白梅。
私の名前は沈(じん)。お前の唯一。
やっと見つけたぞ。私の花嫁。」と白梅を娶るのでした。
時が経ち、白梅は帝都へ出て病院で働いています。
木曽(きそ)と名乗る男は、白梅に沈と白梅の関係が、
「狐と兎の関係で捕食関係である生き物が本能を超えた愛情なんて持つなどあり得ない。」と言います。
白梅の体に咲く花は、枯死病(こしびょう)と言い、鬼が死体に咲いた花を食べるのだが、沈の花嫁である白梅はミイラにもならず死なないのが謎だと。
木曽と話をし、仕事終わりに話をしようと待ち合わせの約束をする白梅に、先輩の珠子は、焼きもちをやき残業を言いつけます。
仕事が夜遅くまでかかり、もう待っているわけはないだろうと、待ち合わせの場所へ向かうと、閉店した店で木曽が待っているのでした。
そして白梅を自宅へ送ろうとします。
送り届けるついでに沈に会ってみたいと。
取材半分、白梅の事を本気で心配します。
そんな木曽に白梅は、沈が自分を殺さない理由を言います。
「一つは、沈が人ではなく鬼を食べる鬼だから。
二つ目は、私が花燭(かしょく)だから。
極々稀に体に花を咲かせても枯死しない人がいます。
その中でさらに暗闇の中の火のように鬼を誘う香りを放つ花を付ける者が出るんです。
この人間を鬼達は「花燭」と呼びます。
沈様にとって私は釣り針の先に付ける餌。
だから心配いらないのです。」と。
それを聞いた木曽は、沈に直談判しないと気が済まないと自宅に押しかけますが、沈に
「どうか私に白梅さんを頂けませんか？」と言います。
花燭の白6話の感想レビュー！無料で読む方法も
迷信深い山村で生まれながらに疎まれ育った白梅が、家族を想い、また十郎太の優しさにふれ、狭い世界でも平和に暮らしていたのに、十郎太の兄一世に出会ってしまったが故に崩れてしまいます。
長兄という事で一世は大事にされていましたが、十郎太に嫉妬し、十郎太は、優しいが故に追い詰められ、十郎太も兄を憎み、狂気を見せる程壊れてしまってかわいそうでした。
また、一世に暴力を振るわれようと家族を想い我慢した白梅は、とても強い女性だと思いました。
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花燭の白6話の感想
命の恩人に報いる為、沈の花嫁となり生活をしている白梅を、木曽が
「白梅を頂けないか？」と直談判した理由が、白梅を心配しているのではなく、他にも理由がありそうだと思いました。
木曽に対して沈は、どう返答するのか、気になります。
まとめ
今回は「花燭の白」6話の内容のネタバレと感想を紹介しました。
今回のネタバレと感想を読んで、
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それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました。
