数々の難事件を解決した天才高校生・金田一一(きんだいちはじめ)は、37歳のオッサンになっていた。
PR会社で働く金田一は、上司の命令で離島リゾートのイベントを担当することになったが、なんとその島は、3度も殺人事件が起きた”オペラ座館”のあった歌島だった!
「もう謎は解きたくない」と思っている金田一は、何も起きないことを祈りつつ上陸。
しかし、そんな彼を嘲笑うかのように歌島にファントムの笑い声が響くのだったーー。
まったく新しい金田一シリーズが話題となっている本作。
ついに、最新刊の5巻が発売されましたねー!
というあなたのために、「金田一37歳の事件簿」5巻のネタバレ情報と感想をまとめました。
さらっと読めますので是非チェックしてみてくださいね!
金田一37歳の事件簿 5巻の内容
まずは目次をチェックしておきましょう。
京都美人華道家殺人事件
File33 終わらない惨劇
File34 偽りの遺書
File35 三つのヒント
File36 見えない飛石
File37 “首”の在処
File38 本当の桜子
File39 京の都に別れを告げて
函館異人館ホテル新たなる殺人
File40 異人館ホテル、再び
さて。
では、いよいよ5巻のネタバレです。
金田一37歳の事件簿 5巻のネタバレ
5巻は、前回の4巻からの続きで、「京都美人華道家殺人事件」の後編部分がメインです。
37歳になった金田一は、現在はPR会社のサラリーマン。
仕事で京都の「赤池流」華道の名門・京極家を訪れます。
ですがここで、京極家の跡取りの桜子が、京極家内にある庭・枯山水の岩の上で首を刃物で斬られた遺体となり見つかります。
桜子は自殺との件で警察は捜査を進めますが、金田一は違和感を覚えていました。
その中で続いて双子の姉・薫子が首無し死体として無残な姿で発見され、桜子の死も他殺の疑いが濃厚となります。
5巻では薫子の探しても見つからないクビ、桜子の枯山水のトリック、そして薫子・桜子に続いて死亡した現在の家元・雁流の死因について、今回も金田一が謎を解いていきます。
続いて後半には、金田一少年の事件簿でも登場した函館異人館ホテルが登場します。
仕事で函館異人館ホテルへ向かう金田一ですが、ここは後輩の佐木竜二の兄・竜太が事件に巻き込まれ殺害された暗い思い出の有る場所。
金田一は、また縁のあるこの函館異人館に嫌な胸騒ぎをしつつも、仕方なく仕事の為、部下の葉山まりんと共に北海道へ向かいます。
金田一37歳の事件簿 5巻の感想
昔の金田一少年の事件簿が好きだったのですが(伝説やホラーめいた感じが)結構雰囲気や絵柄も変わってしまった気がします。
昔からのファンだと、少しこれじゃない感が有るかなと思いました。
今回、京都の華道家の世界を舞台とした殺人事件でしたが、第一の殺人、第二の殺人の犯人には意外性が有りました。(桜子殺した犯人はこの人かなとは思ってましたが、薫子を殺した犯人が意外でした。)
ただ、ちょっと個人的な好みかも知れませんが、以前の金田一少年の事件簿の時のように、読者も一緒に推理をしている感覚になるようなヒネりがもう少し欲しいです。
せっかくの京都なのに、京都っぽい伝説(陰陽師やら、実際の神社をモデルにした伝承に見立てた事件やら)にも絡みが無く、推理もあまりヒントもなかったので、サラッと真犯人が出てきたのはちょっと微妙でした。
でも、殺人トリックや、華道なので遺書を花言葉で表現したりは金田一らしく流石だと思いました。
後半は新キャラの幸村、曰くの有る函館異人館が出て来ますので、次回からは面白くなりそうだと期待しています。
まとめ
今回は「金田一37歳の事件簿」の5巻の内容のネタバレと感想を紹介しました。
次回の函館異人館では、個人的に好きなキャラのいつきさんが出てきたのも嬉しいですが、新キャラで明智警視の部下・幸村とはじめちゃん(金田一)との推理バトルが楽しみです。
幸村はクールな明智警視とはちょっと違う真っ直ぐで真面目なタイプに見えますが、推理力はかなり高く(序盤で殺人事件の推理をしているシーンが有ります)非常に期待できます。
あと、函館異人館殺人事件は金田一少年の事件簿の方で佐木の兄の竜太が亡くなったところなのも気になります。
未だにみゆきちゃんが出てないので(今のメインヒロインは葉山まりんです)今後いつ登場するかが楽しみです。
今回のネタバレと感想を読んで、
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よろしければチェックしてみてくださいね。
それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました。