社会人一年生の鳥月日和。
彼女の勤務先は、ごくありふれた妖怪園だった。
妖怪医師の陸奥吾郎の指導のもと、鳥月は妖怪の飼育を手掛けることになる。
妖怪と飼育員とのほのぼのファンタジーが話題となっている本作。
ついに、最新刊の7巻が発売されましたねー!
というあなたのために、「妖怪の飼育員さん」7巻のネタバレ情報と感想をまとめました。
さらっと読めますので是非チェックしてみてくださいね!
妖怪の飼育員さん 7巻の内容
まずは目次をチェックしておきましょう。
#73 蛟龍 その2
#74 蛟龍 その3
#75 後神
#76 ちんちろり
#77 砂かけ婆
#78 遣ろか水
#79 海御前
#80 煙々羅
#81 石妖
#82片耳豚
#番外 つぶらの方式
さて。
では、いよいよ7巻のネタバレです。
妖怪の飼育員さん 7巻のネタバレ
鳥月日和は、東京郊外に営業する「西東京妖怪園」の新米飼育員です。
妖怪園には国内外の様々な妖怪が暮らしていて、日和は妖怪医師の陸奥先生やセレブの平木さん、妖怪の女にしか恋愛感情を抱けない太源くんたちと共にお世話をさせてもらっています。
本作は飼育員と妖怪たちとの一話完結の連作集です。
7巻では、前巻からの続く、中国から来た蛟龍が乗っ取った航空機を救う話から始まり、孫悟空のモデル石猿が来園する子供だけにするいたずらの顛末、ただただ「ちんちろり」と口にさせてしまう妖怪の影響が世界にまで広がる話など、おまけも含めた11話が収録されています。
妖怪の飼育員さん 7巻の感想
「遣ろか水」は川上から
「やろうか?」
と聞こえる、妖怪の問いかけに
「くれ」
「よこせ」
などと返すと鉄砲水に飲み込まれてしまうという話で、日和たちは消防署に頼まれて川沿いの町で注意喚起を行いますが、妖怪もさるもので、
「行ってもいいかな?」や「いつやる?」
はたまた音楽まで使って、人間にオーケーを出させます。
温暖化が原因ともいわれる最近の水害を巧みに取り込んだ作風が読ませます。
また、認知度抜群の妖怪が登場する「砂かけ婆」は、著者がさまざまに問いかける
「妖怪と人間の共存」
「古くから存在する妖怪が、現代にどう適応するか」
というテーマの作品で、ただ手から砂を出せるだけの妖怪と飼育員とが共に出した答えに心が温まりました。
まとめ
今回は「妖怪の飼育員さん」の7巻の内容のネタバレと感想を紹介しました。
主人公たちは、妖怪と人間はそもそも相容れないもの同士という前提で、妖怪と付き合っています。
どんなに理解しようとしても、分かり合えないこともあり、それでも共に生きていく手段を探していくエピソードに、時に笑い、時に鼻の奥が痛くなったりするのが楽しみです。
もちろん、新たな妖怪の登場も期待大なので、次巻にも期待しています。
今回のネタバレと感想を読んで、
という場合は、買わなくても1冊まるごと無料で読む方法をこちらの記事で紹介しています。
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よろしければチェックしてみてくださいね。
それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました。