漆原友紀さんの最新作品は、”フロー”と呼ばれる奇妙な自然現象を処理するフロー業者のヒロタと、アルバイトの智万ちゃん(外見は12歳、実際の年齢は35歳)、そして”しゃちょう”(猫)が贈るストレンジなお仕事活劇!
三叉路が七叉路に増殖してたり、物体のカドがぜんぶ丸くなってたり、鏡の中に鏡反転の世界が生まれてたりする現象が起こる。
そんな変な光景を見かけたら、それは”フロー”。
自然もときどき間違えるのだ。で話題となっている本作。
ついに、最新刊の1巻が発売されましたねー!
というあなたのために、「猫が西向きゃ」1巻のネタバレ情報と感想をまとめました。
さらっと読めますので是非チェックしてみてくださいね!
猫が西向きゃ 1巻の内容
まずは目次をチェックしておきましょう。
1.The tail does not always face the east.
2.The tail goes back in time.
3.The tale is looking for something.
4.The tale turns round
5.The tale is in a mirror.
6.The tale is godly belief.
さて。
では、いよいよ1巻のネタバレです。
猫が西向きゃ 1巻のネタバレ
物質がバランスを崩して形を変える現象、フロー。
主要キャラはそのフローを調査し処理するフロー業者のヒロタとアルバイトのちまちゃんとしゃちょう(猫)。
フローとは何ぞやと思う間もなく圧倒的説得力の絵で説明してくれます。
三叉路がある日七叉路になったり、猛暑のさなか一か所だけ「去年の春」になって桜が満開になったり、町から角という角がなくなったり。
ちょっと、時にかなり厄介な現象ではあるけれど、時々やってくる天災みたいなものとして淡々と描かれる奇妙な出来事と、ヒロタとちまちゃんの脱力系ボケツッコミ。
1話につき1フローの読み切り連作です。
猫が西向きゃ 1巻の感想
漆原友紀先生と言えば代表作が『蟲師』だと思いますが、風景に人物が溶け込むような世界観が特徴で、本作も主人公らが生活する空間が読んでいてとても心地良いです。
特に、街並み、細い路地とか商店街とかが作者ご自身もお好きなのだそうで、うっとりするほどの描き込みなのです。
風景好きにはたまりません。
勿論、猫好きにもたまりません。
いい加減な性格のヒロタさんに時折ぼそっとツッコむ生真面目なちまちゃん、この二人の会話にくすっと笑いつつ、各話のラストにはしみじみしたりほっこりしたり、まさに漆原ワールドだなあ…という感じです。
まとめ
今回は「猫が西向きゃ」の1巻の内容のネタバレと感想を紹介しました。
ちまちゃん自身に起きたフローも気になりますが、しゃちょう(猫)とヒロタさんにも何か秘密がありそうな気がするので、期待してしまいます。
連作ものってお話を考えるのが大変だと思うのですが、『蟲師』を長年連載されていた漆原先生なので心配はしてません。
これから毎回どんなフロー現象が描かれるのか何より楽しみです。
今回のネタバレと感想を読んで、
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よろしければチェックしてみてくださいね。
それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました。