ZERO-SUMコミックスで連載中の「花燭の白」。
今回は花燭の白の10話を読んだので、ネタバレや感想を紹介します!
という場合はぜひチェックしてみてください。
「花燭の白」10話のネタバレを含みますのでご注意ください!
ちなみに、「花燭の白」はU-NEXTで無料で読めます!
では、いよいよ10話のネタバレです。
花燭の白10話のネタバレ
倒れたまま眠り続ける白梅は、自身の遠い過去の夢を見ていました。
カラスの鳴き声がうるさく目を覚ました白梅は、自分を覗き込む僧侶に驚き逃げ出しました。
その僧侶は、白梅に水飴を勧めたりと、白梅を落ち着かせ自分の状況がわかるか尋ねました。
白梅が僧侶と「本山屋敷と呼ばれる場所にいる。」と話をしていると、襖があき、フードを被った者が、「…私の屋敷だ…。
不具合はないか?」と二人に話をしました。
白梅は震え、僧侶の背中へ隠れると僧侶は、「あははは~!
この様子だと、気を失う前までの記憶も鮮明に覚えているようですねぇ。
よろしゅうございました。」と笑っていると、部屋へ入って来た者は、「…僧正…。」といら立ちを見せ、僧正は、狐に化けました。
目の前の僧侶が、いきなり狐に化けたその光景に白梅は驚き、ふとんへ隠れると、その者は、「何故、私から隠れる?」とふとんをはがされ、膝の上に載せられました。
フードを取ると、白梅を救った鬼でした。
鬼は、白梅の手を掴み匂いを嗅ぎ始めました。
すると、白梅の体から花が次から次へと咲き始め、鬼はその花を食べ出しました。
「沈」と呼ばれた鬼と、白梅の様子を見た僧正は喜び、「僧正は、阿沙弥(あざみ)と名乗り、狐の化生であり、沈の奉仕種族であり、本山屋敷では、白梅だけが、人間だ。」と教えられました。
そして、花の意味と自分が鬼の花嫁「花燭」になったと…。
白梅が、自分は沈のご飯だと聞き、「父と弟が…。
二人を置いて…死ねません。」と言うと、沈は「お前の父は、村長の家の前ですでに事切れている。
一日中、娘を返せと土下座し続けて翌朝には、冷たくなっていたそうだ。
弟は…。あの鬼の騒ぎに巻き込まれたようだな。」と、沈の部下が弟の錫祢
を連れて来ましたが、錫祢の体には花が咲き、ミイラのようになっていました。
半狂乱になった白梅が、錫祢に駆け寄り触ろうとした瞬間、沈は、錫祢の花が散ったら、死ぬと告げました。
白梅は、「私を食べていいから。
かわりに錫祢を助けてお願いします…。」と小さな体で懇願しました。
このまま錫祢が死のうものなら、白梅が正気を失ってしまうと、阿沙弥の進言もあり、沈は、自分の血を使い、錫祢の体を血の結晶で固め、錫祢の体の時を止め、錫祢に花を咲かせた鬼を退治すれば、錫祢は元に戻るだろう。と鬼退治を白梅に約束しました。
白梅は、沈に抱きつき感謝を述べると、沈は、「礼はいい。
かわりに約束は果たしてもらうぞ。
この時をもって、この身は私だけのもの。
よいな。」と告げました。
阿沙弥は、白梅に「かわりに沈様は望むものをなんでも与えて下さいますよ?」と言うと、白梅は、泣きながら沈に、弟を助ける事と、「たくさん痛いのは嫌だから、優しくして下さい。」と伝えました。
沈は、泣く白梅に笑顔を向け「しよう。
…優しくしてやろう。
骨の髄まで。」と答え、抱きしめました。
沈は、約束通りに父の墓を作り、弔い、錫祢を守り、白梅を養いました。
白梅は、「せめてもの恩返しに、私も働いたが、子供の手伝いにしかなっていない。
だから、ずっと私は沈様に、恩返しができないまま…。」と思っていると、どこからともなく、「おーい、おい、起きろ。」と聞こえ、白梅のお腹めがけて、カラスが体当たりし、強引に白梅を起こしました。
カラス達は、我先に沈に知らせると出て行き、何事が起きたか把握できず、起き上がった白梅に、阿沙弥が声をかけました。
自分がまだ街にいると、思っていた白梅は、なぜ僧正がここにいるのかと、尋ねますが、僧正は、今は本山屋敷にいる事を伝えました。
そこへ、大きな足音が聞こえたかと思うと、阿沙弥の制止を振り切り鬼が乱入して来ました。
乱入した鬼は、白梅を見るなり「こいつが沈のヨメか。
ははっ。
気の毒に!」と告げたのでした。
花燭の白10話の感想レビュー!無料で読む方法も
倒れた白梅が、夢に見ていたのは、白梅の過去でした。
沈に初めて会った時の事、花の意味、花燭という事。
今まで解らなかった事が解明されていきました。
「自分は、どうなってもいいから。
弟を助けてくれ。」という小さい頃の白梅に、心打たれました。
阿沙弥と言われる僧正が、いつも笑みを絶やさず、情に脆く、白梅に対して同情的で、親身で、狐に化けたフォルムがかわいく、とても良いです。
僧正に言われれば、逆らえない沈もかわいく、1番強いのは、僧正なのでは?と思ってしまいます。
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花燭の白10話の感想
夢から覚めた白梅ですが、乱入して来た鬼は何なのか、気の毒にと言ったのは、誰に対してなのか、気になります。
また、沈が、白梅のいた部屋におらず、どこで何をしているのか、鬼と沈の関係は、何なのか、次号が楽しみでなりません。
まとめ
今回は「花燭の白」10話の内容のネタバレと感想を紹介しました。
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それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました。