成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生の矢口八虎(やぐち やとら)。
ある日、一枚の絵に心奪われる。
その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。
美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語が話題となっている本作。
ついに、最新刊の5巻が発売されましたねー!
というあなたのために、「ブルーピリオド」5巻のネタバレ情報と感想をまとめました。
さらっと読めますので是非チェックしてみてくださいね!
ブルーピリオド 5巻の内容
まずは目次をチェックしておきましょう。
【17筆目】ほんまにキモいわ
【18筆目】さまようナイフ
【19筆目】らしくねーよ
【20筆目】俺たちの青い色
【21筆目】まさかの敵、襲来。
【番外編】美大受験メシ
さて。
では、いよいよ5巻のネタバレです。
ブルーピリオド 5巻のネタバレ
不良っぽい見た目にして優等生である矢口八虎が、同じ学校の美術部の絵を見た際に描く楽しさを知り、美大を目指す漫画です。
5巻では藝大の一次試験が終わり、二次試験に向けて準備に取り掛かる内容になっています。
一次試験にも無事合格し、集中すべき時期であるのに、矢口はどうにも筆が乗りません。
また、友人であり同じ藝大を目指していた鮎川龍二(通称ユカ。女装男子)が一次試験を棄権していたことを知ります。
そんな要因が重なり、悩みぬいた矢口は自分の受験のためにも彼のためにも、試験前の大事な時期に二人で海が見える場所まで遠出するのでした。
ブルーピリオド 5巻の感想
この巻では、優等生で絵の勉強も理論や構図で突き詰めていた矢口が、友人のために感覚で動き出すのがとても印象的な巻になっています。
友人であるユカは女装男子で良くも悪くも目立つ存在でいて、矢口とは意見が合わないことも多々ありました。
しかし、矢口を絵の道に誘ったのはユカです。
そんな彼に恩を感じつつ矢口は、大事な受験を控えているのに不可解な行動を取る彼を見捨てておくことができませんでした。
その一連の矢口の葛藤がとても詳細に描かれており、「海に行きたい」と言ったユカのために、矢口が先導して海行きの電車に乗るシーンは、痛いほど心を揺さぶりました。
論理派で鹿馬鹿なことはしてこなかった矢口が、友人のために馬鹿なことをしている。
その感覚に従った瞬間のシーンがとても印象的でした。
まとめ
今回は「ブルーピリオド」の5巻の内容のネタバレと感想を紹介しました。
主人公である矢口の受験戦争はまだ始まったばかりです。
一次試験に通ったといえ藝大の合格倍率は苛烈を極めており、受かるのは極少数です。
この巻では矢口が二次試験会場に向かうシーンで終わるのですが、会場というのがエレベーターなしの7階です。
つまり、10㎏ちかくある画材道具を持ちながら階段を上らなくてはなりません。
そして上る最中に矢口の身体が悲鳴を上げ、踊り場でうずくまってしまうシーンで終わります。
絶望をひしひしと感じる中、彼に救いの手が差し伸べられるのかどうか、そして彼は藝大に受かることができるのか。
今後を知るのがとても楽しみです。
今回のネタバレと感想を読んで、
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よろしければチェックしてみてくださいね。
それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました。