ビッグコミックスピリッツで連載中の「アオアシ」。
今回はアオアシの227話今この時、次はないを読んだので、ネタバレや感想を紹介します！
という場合はぜひチェックしてみてください。
「アオアシ」227話のネタバレを含みますのでご注意ください！
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では、いよいよ227話のネタバレです。
アオアシ227話今この時、次はないのネタバレ
器用な選手が少ないにもかかわらず様々な戦術を使い分ける青森青蘭。
なぜそんなことができるのか———
「雪が強い。今日も１時間しかフィールドを確保できない。一切ほかのことを考えるな。
雪に閉ざされるまでの時間を大切にしろ。」
雪のせいで練習時間が取れないからこそ、一つ一つを大事にする。監督からの言葉に選手たちが返事をします。
「練習を止めろ！！！」
監督の声がフィールドに響きます。練習を止めて選手たちに指示を出す監督はホワイトボードを使い何が正しくて、何が間違っているかをしっかりと説明します。
その姿を見ていた清吉は父親である監督の姿を見て思います。
“・・・親父の指導法は、練習を止めてでもその場で修正させる。いたってアナログ。
だがたとえば、「ここだ」という修正の説明を言葉だけでなく———ボードに書いた選手の動きを実際に消してみせ、視覚にもあわせて訴える。端的に、しかし強く伝える。
視覚でも何でも使って他チームが５日で覚えることを3日で選手にインプットさせる。
これは本当に難しい。だが・・・”
フィールドでは監督が選手に声を掛けます。指導する選手たちは殆どがユースや以前にいた居場所から弾かれてしまった者たち。その選手たちのプライドを刺激するような言葉をかけます。
“ユースのエリート達に抜かれ———実力は伸び悩み、挫折、悲しみ、そして自分に対する怒りを持った人間が集まっている。そんな不器用な選手達に対して———”
そして監督は全ての選手に向かって言います。
「俺が、お前たちを勝たせてやる。お前たちが二度と負けないための、今この時、この練習なのだ。聞き逃すな。ここしかない。“次”はない。」
その言葉に選手たちは覚悟の決まった目をします。
“親父の、勝利へのすさまじいまでの執念は、挫折をともなって青森に来た彼らの心に雪を解かす熱を持って届く。「勝つために」”
練習の時のことを思い出していた清吉はベンチで呟きます。
「そして、容赦なく降りそそぐ雪は、フィールドを使える時間を限定させる。だからこそ“聞き逃すな、次はない”。悪魔的な集中力を持つこの軍団は、青森の雪の中だからこそでき上った。」
そしてフィールドでは青森のプレスに船橋が圧倒されていました。
青森はボールホルダーに猛然とアタックを仕掛けるサッカーに完全に切り替えています。
深い雪の中を走り込んで得られた無尽蔵のスタミナを持つ青森と攻め疲れてきた船橋。
ジェットコースターみたいに攻守が激しく移り変わります。
トリポネが何とかボールを奪い、安全な位置までボールを下げようとしますがそれを蓮がカットします。
全員プレスにかき乱されたフィールドは当たり前のようにミスが出ます。もうフォーメーションなんてない。船橋も青森も選手が入り乱れフィールドはカオス状態になります。
トリポネのパスを奪った蓮は一人を躱し、そして・・・
「抜けろ二人とも！！」
その蓮の声とともにボールは大きく前線に蹴り出されます。
「ストリーミング・・“嵐のような強襲”の意———“自陣のバランスを崩してもいい”“それ以上に敵陣のバランスを崩すほどの”プレスを繰り返す・・・それを青森は実践している———！！混沌から抜け出すのは、強力なFWのみ・・これは・・このサッカーは・・！！」
青森の戦術に気づいた杏が立ち上がり言います。
駆け上がる青森の強力なFW2人。そして青森ベンチで監督が後半に出した指示を口に出します。
「船橋が、リヴァプール式カウンターを続けるなら、“ワトフォードをやれ”。
もし、船橋が慣れないポゼッションに切り替えるなら、“リヴァプールをやれ！！！”」
そう、全ては計算ずく。フィールドでそれらをコントロールする蓮の姿に葦人は恐怖を感じるのでした。
アオアシ227話今この時、次はないの感想レビュー！無料で読む方法も
青森青蘭の根幹ともいうべき思想がハッキリしました。「勝つために。」監督、選手、全員がこの思いを共有しているからこそ強さ。二度と負けないために短い練習時間の中でも驚異的な集中力を見せる選手たち。だからこそ様々な戦術を使いこなしているのだとわかりました。そして後半に実行してきたのはまさかのカウンターサッカー。船橋の対応すらも計算に入れた完璧な策で青森が船橋ゴールに迫ってきて、それを完璧にコントロールしきる蓮の技量は計り知れないものなのだと感じました。
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アオアシ227話の感想
青森の根幹は「勝利」への渇望でした。チーム全員がそれを望んでいるからこその圧倒的なチーム力です。そして恐怖すら覚える完璧な戦術。果たしてこのまま青森が圧倒的な力を見せつけるのか。それとも船橋が一矢報いるのか。
今後も目の離せない展開が続きそうですね。
まとめ
今回は「アオアシ」227話今この時、次はないの内容のネタバレと感想を紹介しました。
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それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました。
