ビッグコミックスピリッツで連載中の「アオアシ」。
今回はアオアシの221話賭けと鍵を読んだので、ネタバレや感想を紹介します！
という場合はぜひチェックしてみてください。
「アオアシ」221話のネタバレを含みますのでご注意ください！
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では、いよいよ221話のネタバレです。
アオアシ221話賭けと鍵のネタバレ
阿久津の母親のこと聞いた望は衝撃を受けていた。
強化育成部長の加瀬は結果として福田とエスペリオンが阿久津を救い出したと言う。
「寮、食事、提携校・・サッカーの道具。エスペリオンというビッグクラブがあったから、中学生の彼を引き取り、人並みの環境を敷いてやれた。」
エスペリオン独自のサッカー奨学金の存在もあり、他のユース生と違い、親が全く協力的でない阿久津でも高校３年間心置きなくサッカーに集中させてやれたのだと言います。
望は自身のプロキャリアを含めてもこれほど過酷な条件でサッカーを続けられた選手はいなかったと呟いた。
そんな言葉に福田が答えるように答える。
「そうだな。日本では珍しい。でも、海外ならどうだろう。」
望は少し驚きながら福田の言葉の続きを聞く。
「クリスティアーノ・ロナウドは定職につかず酒に溺れる父親のもとで育った。
ルカ・モドリッチは戦争だ。戦争難民として極貧の少年時代を過ごした。
カルロス・テペス。治安の悪いブエノスアイレスのスラムで育ち、両親を亡くし、サッカーの実力を見抜かれ誘いを受けるがサッカーをする靴がないと。
ズラタン・イブラヒモビッチ。父は紛争のトラウマを引きずり酒浸り。姉はドラック中毒。当然極貧だった。地元では有名な不良でプロになるか、刑務所に行くか・・・賭けのような少年時代だった。」
その話を聞いた望はなぜ、その話をするのか聞く。そして福田はこう答えた。
「彼らや阿久津の境遇が俺らには特別で想像もつかない、日本は恵まれてるってことさ。
日本に生まれれば普通なら・・・たくさんの選択肢から将来を選択できる。
でも阿久津は、彼らは、本当にサッカーしかなかった。世界への憎悪を、飢餓感を、サッカーの力に変える。日本人として規格外。そんな阿久津がどんな選手になるのか・・・俺は見届けたい。試合も、休ませる気はない。」
そう言った福田は阿久津に手紙を渡された時のことを思い出す。
“俺が戦力外であれば、話は別ですが・・・そうでないなら、休ませないでください。
福田さん、あんたに、サッカーはもういいと言われたら糸が切れる。“
そんな阿久津の言葉をしっかりと受け止めた福田は考えた。
“戦力になってないなら使うわけにはいかない。だが、阿久津は冷静さ欠いていたがそれが敗因とは思えなかった。それより問題は阿久津の調子にここまで左右されるチームだ。”
そう考えている福田は阿久津の先について話す。
「なんにせよ、阿久津をこの状況でもサッカーに向かわせる。惑う心をそれでもサッカーで克服できて勝つなら。あいつにはすさまじい成長となるだろう。」
上手くいかなければ教育者として失格かもと言う福田に迷いはないのかと問う望。
福田は迷うさ。と答えるが勝負する理由を話していく。
「だが、葦人を出せると思った瞬間から、青森戦のスタメンと戦い方がハッキリ決まった。
大変な痛みを伴うやり方だが逆にチャンスだと思うぜ。主力もサブも一丸となり露呈したチームの最大の弱点を乗り越えるか、それとも押しつぶされるのか・・・。」
そして、福田は最後にこう言った。
「賭けだ。覚悟を決めるしかない。すべての鍵は————あの二人が握る。」
場面は変わり、大友たちは学校でFC鹿島との仮契約を果たした北野蓮のインタビューを見ていた。
“北野選手は高校サッカーだけではなく世代別代表としてもすでに注目をあびています。
青森星蘭でもU-18でも美しいパスと的確なコーチング。「司令塔」と呼ぶにふさわしい！
わずか16歳で。どうやってあんな素晴らしいゲームコントロールを？“
その質問に北野蓮が答えます。
「———空に飛んでる鳥みたいに。見渡せるんです。フィールドを。」
そこに葦人が合流し、言います。
「青森・船橋戦。フィールドを見渡せるスタンドで見ようで！こいつは、この北野蓮て奴だけは、絶対この目で見とかなきゃダメだ！」
————戦う前から、これほど惹かれる敵は———・・・初めてや。
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阿久津の存在を日本では珍しいと言う福田の一言は阿久津の将来への大きな期待につながっているのが分かりました。また、阿久津が福田に言った言葉からもサッカーにかける覚悟が感じ取れてそれがここまでの成長につながっているのだと感じました。
そして北野蓮のビデオを見て、何かに気づいた葦人。北野蓮がインタビューでも言っていたことはまさに葦人の持つ俯瞰の能力と同じ。自分と同じ能力を持っている北野蓮に対して今までになく熱くなる葦人からは次の試合への気持ちがより大きく強くなったように感じました。
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アオアシ221話の感想
賭け。だと言い次の青森戦に挑もうとする福田。そして、その鍵を握るのは葦人と阿久津だと言います。
また葦人も北野蓮に対して今までになく熱くなっていて負けたくないという気持ちが強くなっているようです。
果たして葦人は北野蓮を直接見て何を感じるのか。
福田の言う賭けはどんな結果になるのか。
今後の展開からも目が離せません。
まとめ
今回は「アオアシ」221話賭けと鍵の内容のネタバレと感想を紹介しました。
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それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました。
