ZERO-SUMコミックスで連載中の「花燭の白」。
今回は花燭の白の7話を読んだので、ネタバレや感想を紹介します！
という場合はぜひチェックしてみてください。
「花燭の白」7話のネタバレを含みますのでご注意ください！
ちなみに、「花燭の白」はU-NEXTで無料で読めます！
では、いよいよ7話のネタバレです。
花燭の白7話のネタバレ
「どうか私に白梅さんをいただけませんか？」
と言う木曽に、白梅は
「いただけませんが何か!?」
と黒いオーラをまといながら、ツッコミます。
木曽は気にも止めず
「君には言ってないんだよなァ。」
と答えます。
「何急に突拍子もないことを言い出すんです？」
と言う白梅に対し、木曽は
「いいから君は黙っていたまえ。」
と言います。
そんなやり取りを聞いていた沈は
「…なるほど…で？」
と空気が凍りつく程の雰囲気で木曽に尋ねます。
瞬間怯む木曽のかわりに白梅が
「沈様!
このような戯言に構う必要は…!」
と言いますが、沈は
「白梅、私がこの男と会話すると何か不都合でも？」と尋ねます。
沈に気圧され震えながら
「…ありません…。」
と答えます。
木曽は
「…別に僕は、下世話な意味で言っているわけではありませんよ。
貴方と彼女の関係を聞き知り、保護の必要を感じたから言うんです。
貴方は、僕や彼女を喰おうとしたあの化物達と同じ鬼な上に彼女を生餌として利用しているのでしょう？
そんな存在は、白梅様にとって害悪でしかない。
素直に引き渡して頂けないなら、強硬手段も辞しません。」
と床に銃を置きます。
「武器を化物の眼前に晒すのは、命取りではないかな？」と聞き、木曽の返答を聞いた沈は、愉快そうに笑い
「これはこれは、随分と舐められたものだな。」
とそれを聞いた木曽は
「…？
銃程度では自分は死なないとでも…？」
と苛立ちを顔に出します。
沈は笑いながら「違う。
私の事を言っているんじゃない。
お前は、白梅の事を舐めすぎだ。」
と言います。
驚く木曽、そして沈は白梅に
「白梅。
お前の方も、この記者の好奇心を甘く見ていたようだな。
この手の輩は、話を濁せばより噛みついてくるものよ。
化物相手にもこうしてけんかを売るほどだ。
諦めろ。」と。
白梅は
「…わかりました。
沈様がそうおっしゃるなら…。
不本意ですが…。」
沈とともに説明を始めます。
「【花燭】と【出会った】鬼は変わる。
花燭と契りを交わした時から、その鬼はもうその花があれば、生きていける。
花燭の香りは渇きを癒し、花は飢えを満たす。
もう他の餌は必要ない。
むしろやたら、人を喰えば中毒すらおこしかねん。
だから私が、白梅と人間を害する事などありえんのだよ。
むしろ私を殺せるのは、彼女の方だ。
それが白梅の【価値】私との【関係】の事実だ。」
と笑う沈に、白梅は
「沈様は、恩人です!!
間違いなく私が、ご奉仕する立場なんです!!」
とそんなやり取りを聞いた木曽は、自分の杞憂に過ぎなかった事に気づきますが、もう1つの質問をします。
「じゃあ、なんで鬼を狩っているんだ？
人は喰わずとも、鬼は喰えるとでも？」
と聞きます。
沈は
「如何にも、鬼は元より共食いもする。
だが、私が鬼を喰うのは、食糧としてではない。
鬼を狩った後、残る鬼の心臓とも言える【核】が繭を作るのに、必要だからよ。」と答えました。
すると、白梅が部屋の奥の扉を開き、木曽に見せます。
「これが繭。
私の弟の枯死体です。
一度、体に花が咲いた人間は、たとえその花を鬼に喰われずとも、命を花に吸われ続け、みるみるミイラ化していき、やがてその花までもが、萎れて枯死します。
この繭は、それを防ぐ為の琥珀被膜。
この琥珀被膜は、沈様の血と鬼の【核】からできています。
だから沈様は、私達姉弟の命の恩人だと言ったんです。
これが、私の戦う理由。
いつか弟が、目を覚ますその日まで。
沈様が、鬼を誘い、殺し続ける理由です。」と。
木曽は、沈に白梅は「愛されているんだな。
僕の杞憂だった。」
と伝えると、白梅は
「いいえ、沈様の言動は、私がそう願ったからして下さっているだけですよ？
…鬼は花燭が求めれば、なんでも与えてくれるんですよ。
例えば、それが幼子のただの癇癪だったとしても。」
と伝えます。
沈と白梅の愛情は契約上のものだと…。
木曽は、帰り道で
「契約上の愛情か…。
やれやれ、余計に心配になったじゃないか。」
と呟くのでした。
花燭の白7話の感想レビュー！無料で読む方法も
「どうか私に白梅さんをいただけませんか？」と言う木曽は、ただ空気の読めない人だと思っていましたが、木曽は木曽なりに覚悟を決めて沈の所に話をしに来たのが、意外でした。
沈が自ら説明したのは、木曽にこれ以上白梅と沈に近づけさせない為だったのではと思いました。
また、生まれ育った村から、帝都に出てきた時に、弟の錫祢の姿が見えず疑問に思っていましたが、まさか枯死病で、沈の血と鬼の【核】で死なないようにしていた事を知り驚きました。
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花燭の白7話の感想
木曽が最後「余計心配になったじゃないか。」と独り言を言いますが、どういうつもりで言っているのか、目が覚めるまで沈は鬼を狩り続けると白梅は言っていますが、本当に錫祢の目が覚める事ができるのか気になります。
また目覚めた時は、錫祢の目がどうなっているのか、次号が楽しみでなりません。
まとめ
今回は「花燭の白」7話の内容のネタバレと感想を紹介しました。
今回のネタバレと感想を読んで、
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それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました。
