医師たちは彼について、口をそろえてこう言う。
「ヤツは強烈な変人だが、極めて優秀だ」と。
病理医とは、生検や病理解剖などを行って、病気の原因過程を診断する専門の医師のこと。
各診療科の医師は、病理医の鑑別をもとに、診断を確定させたり治療の効果をはかる。
医師たちの羅針盤となり、人知れず患者を救う病理医・岸京一郎(きしけいいちろう)が話題となっている本作。
ついに、最新刊の15巻が発売されましたねー!
というあなたのために、「フラジャイル 病理医 岸京一郎の所見」15巻のネタバレ情報と感想をまとめました。
さらっと読めますので是非チェックしてみてくださいね!
フラジャイル 病理医 岸京一郎の所見 15巻の内容
まずは目次をチェックしておきましょう。
第58話 祖母の選択
第59話 新たな選択肢
第60話 リンチ症候群
第61話 冷たい選択肢
さて。
では、いよいよ15巻のネタバレです。
フラジャイル 病理医 岸京一郎の所見 15巻のネタバレ
壮望会第一総合病院 緩和ケア科 稲垣医師の担当の十二指腸癌患者の細胞のプレパラートから遺伝性変異起因の癌ではないかと気づいた同院 病理部 岸医師がオプジーボ(癌治療薬の一種)による治療適用の可能性を提案する。
そこで慶楼大学付属病院に患者の遺伝子検査を依頼し、その結果、十二指腸癌はリンチ症候群という癌変異しやすい遺伝子性疾患によるものだと分かった。
リンチ症候群の十二指腸癌のオプジーボ治療は実例は無いなか、それでも岸医師は患者にその治療薬の使用を勧める。
リンチ症候群は5割の確率で遺伝する可能性があり、患者自身の命は助けることはできなくとも将来的に家族の命を癌から守れる可能性があるかもしれない岸医師の意図を理解し、患者はオプジーボ治療を承諾した。
そして今回の新たな治療薬は以前、岸医師自身が問題提起し治験中止に追い込んだ「JS1」が関わってくる。
フラジャイル 病理医 岸京一郎の所見 15巻の感想
今回は遺伝子変異の癌をテーマにした問題提起の巻で、癌疾患が個人の問題から家族全体の問題へ広がるという展開がより問題の深刻化させました。
患者は蕎麦屋を経営している一家の大黒柱の62歳の女性で通院には家族の中でも自分自身によく似た孫と一緒に通院している描写が自分自身の癌が家族全体の病気であると印象づけ今回の物語に引き込まれました。
また今回は新しい登場人物である遺伝子検査をする天才・細胞検査技師 円 遼のキャラクターが大変個性的で普段がひょうきんで世間離している分、検査結果を報告するシーンでは淡々と結果を報告し冷静な判断をしている描写が深刻さを表現しているようでした。
まとめ
今回は「フラジャイル 病理医 岸京一郎の所見」の15巻の内容のネタバレと感想を紹介しました。
次巻では解決編でリンチ症候群という難題と患者、家族 自身がどう立ち向かうのか、
岸医師と因縁の「JS1」が関わる治療薬はどのような結果を導くのか、
岸医師たちはこの難題から患者を救うことができるのか、とても期待感が膨れ上がっています。
今回のネタバレと感想を読んで、
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よろしければチェックしてみてくださいね。
それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました。